懐石辻留は、裏千家に出入りを許されている老舗の懐石料理店で、京都と元赤坂にありますが、京都は仕出しのみで、お座敷で食事をいただけるのは元赤坂店。
昔、辻留お料理塾を受講していたら、受講者に友の会の案内が送られて来るようになりましたが、最初の頃に参加したっきり何年も行けないままでした。最近になって、やはりキチンと学び直ししたいと思ったのですが、今はお料理塾をされていません。なので、ご案内いただく友の会に参加出来るようになりました。

なぁ~んだ、要は美味しいものを食べに行ってるだけじゃん。ごもっとも。 でも、行けば必ず得るものがあり、なぜその料理なのか、味付けの話、盛り付けの話等々、やはりとても勉強になります。

「向付」添えられた芽葱。 強い味のものを最初から出すことはないのだけれど、と、 料理長の石井さんがそれにまつわる興味深いお話をしてくださいました。 「椀盛」ひげ鱈の下準備の仕方、吸い地の味の決め方。細部にわたる加減をうかがいました。


「小鉢」のふろふき大根の味つけ方のコツ、味噌の味の決め方を教えてくださり、 「焼物」は鰆の下味のつけ方を教えていただきました。


「揚物」は、美味しい~~と思ってる間に聞き落としてしまいました(^^ゞ
「酢物」は、酢のお話、酸っぱくしない酢加減のお話。


「留椀」のうずみ豆腐のお話、白味噌の味加減。お代わりしたかった~(^o^) 「漬物」は、目立ちすぎず、それでいて締めにふさわしく。


最後の練り切りは「菜種きんとん」 お薄は「雲月の昔」


季節を大切にした心、もてなし。 次回もお勉強させていただきます!