「更科蕎麦と江戸野菜を味わう 更科堀井の会」。 毎回多くの人がご参加くださる人気イベントも今回で18回目となりました。


今回料理に使った野菜達。
野良坊菜、品川蕪、練馬大根、
江戸城壕大根、内藤唐辛子、
東京独活。 江戸城壕大根は初登場です。

「野良坊菜のお色直し」
水洗いしただけの野良坊菜と、ベジセーフという野菜洗いに特化した安心安全の水で洗った野良坊菜。
見た目は変わりませんが、触って食べて、明らかな違いがありました。

「品川蕪のコンフィ
蕎麦の実餡掛け」
シーズン終盤の品川蕪は、皮の繊維が固くなっていましたが、それも味わいのひとつと言うことで丸ごと味わっていただきました。

「練馬大根
蕎麦の実フレーク揚げ」
薄い塩味をつけて茹でた大根にアグー豚の薄切りを巻いてフレークをまぶして揚げました。
大根の甘さが引き立ち、好評でした。

「内藤唐辛子平打ち 鴨ミートソース」
アラビアータをイメージして、蕎麦に唐辛子をしっかり練り込んでもらいました。
ミートソースはトマトと更科堀井のからつゆで仕上げました。

「野良坊菜と鴨の治部煮
蕎麦屋仕立て」
下に隠れてしまっていますが、蕎麦掻きも入っています。
バラ海苔が香りのアクセントになっています。

「江戸城壕大根 打掛蕎麦」
辛味大根のひとつのようですが、辛さがおだやかなのでたっぷりのせて、辛つゆをかけてのぶっかけ蕎麦です。
辛くないねー、と、言いながら食べ始め、食べ終わる頃に、やっぱり辛いねーとなる大根でした。

「更科の独活羊羹」
今回も私が作り上げた甘味です。
レモンシロップで甘煮にした独活を中に入れた羊羹ですが、独活の食感を損なわないように水羊羹仕立てにしました。
皮をたっぷり剥いてしまうのがもったいなくて、ミキサーにかけてジュースを絞り晒し餡と合わせ、水っぽくならないよう、練った更科粉を混ぜて粘りを出しました。
次回は4月27日、28日です。 どうぞご参加くださいませ。