ひと月前のことになりますが、江戸東京野菜と更科堀井蕎麦の会が開催されました。
シーズンごとに開催されて4年目に入り、今回は第14回です。
今まで同じ料理は出していないので、14回を迎えると言うことは、 相当な数の新しい料理を賞味していただいていることになります。 料理アイデアを形にするまでの河合料理長のご苦労に頭が下がります。

更科堀井の堀井社長と江戸東京・伝統野菜研究会代表の大竹先生のご挨拶。



「亀戸大根お作り3色添え」
亀戸大根を生のまま、 塩・山葵・江戸味噌の 3種で味わってもらいました。 フレッシュな生なので刺身です(^_^)V

「海老と穴子の豆腐寄せ東京独活餡掛け」
独活をすりおろして、 かけのつゆと合わせてとろみをつけた餡です。 すりおろすことで独活の香りが高くなります。

「短冊千住葱と忍び鴨の掛け蕎麦」
葱の下に鴨があるので忍び鴨。 おじさま方は、 この「忍び」がなんだかワクワクだそうで、 とても気に入っていらっしゃいました。
内藤唐辛子の辛味油をお好みでかけて。


「蕎麦麩と金町小蕪と牡蠣の治部煮風」
更科堀井さんが仕入れている牡蠣は宮城産で とても大きなサイズです。
牡蠣に隠れて見えていませんが、 蕎麦麩の食感も心地よく、 食べ応えのある1品になりました。

「早稲田茗荷竹と梅干しの掻き揚げ」
茗荷と言えばつぼみの部分を思い浮かべますが、 茗荷竹は若い茎の部分。 栽培には思いのほか手がかかるそうです。
茗荷は梅干しとの相性がとても良いので、
小さく切ってアクセントになりようにしました。

「馬込三寸人参
変わり蕎麦」
せいろとの 二色盛りです。 たっぷりあって 堪能出来ました❤

「伝統小松菜羹の餡蜜」
鮮やかな緑は、抹茶では無く小松菜です! 裏ごした小松菜をたっぷり使いました。
ブランデーの香りのシロップ煮にした 杏の甘酸っぱさが好相性でした。
次回は5月20日(月)と21日(火)に開催です。