3月の初旬には田町の名前のない餃子屋に行き、 下旬の先日は銀座に出来た餃子屋「歩兵」に行く。
虫養いにちょこっと食べる。 ふらりと気ままに寄り道。 私にとって餃子はそれにぴったりなんです。
そんなわけで、17時過ぎに銀座をウロウロしていて、 夜遅くだと行列が出来ると噂に聞いていてなかなか足が向かなかった 京都から進出してきて間のない「歩兵」に、チャンスとばかりに向かいました。
銀座8丁目なので、銀座ど真ん中よりも新橋に近い。
一軒間口というのでしょうか、京都の町家そのものの、奥に長い店構え。


奥には4人掛けのテーブル席が2つ、
手前にL字のカウンター席。
端っこにすわって、
焼き上がるまでの待ち時間で ビールとポテトサラダ♪

餃子は2種類あって、 「にらにんにく」と「生姜」
まずは生姜を注文すると、 特製の味噌だれでどうぞ、とのこと。
白味噌仕立ての濃厚ダレで、 神戸の赤萬の餃子を
懐かしく思い出しました。
おろし生姜のフレッシュな辛味が ストレートにくるひとくち餃子です。
皮がとても薄く、 焼いた面はカリカリですが、 蒸されただけの面はトロリとする柔らかさ。

にらにんにくは、 にんにくがかなり利いています。
ま、これは私の個人的感想ですが、 にんにくがひとり勝ちの味に思います。
こちらはアッサリと酢醤油で。
餃子の皮の包み方は、きれいに何本もひだを入れなくて良い。 皿に盛ったときには裏面になって見えないのだから。 ヒダを寄せることに神経を使うよりも、 中から肉汁が出てしまわないようしっかり閉じ、焼きに神経を使う。
基本のクラスでこんな風に教えているので、包み方をついついチェック。
ボーッと食ってんじゃねぇよー! …と、チコちゃんに叱られずにすみましたね、きっと(笑)
