「鮭とセロリのかき揚げ」
セロリは茎だけじゃなく葉も使いますが、
独特の強い香りは優しくなって鮭との相性がとても良くなります。
衣がベッタリしないようカラリと揚げるコツをお勉強です。
材料を切った大きさというのも上手に揚げるコツのうち。
衣の濃さと量の加減もコツのうち。
揚げ油にただ落とせば良いってなもんじゃないよ、…というのもコツのうち。

「梨ときゅうりのサラダ」
甘い梨に塩味をつけて甘塩っぱくしたら、意外や意外、さわやかなサラダになりました。
ドレッシングをレモンベースにしたのも良かったのかな。
「秋刀魚の胡麻酢煮」
「秋刀魚がねー、高いだけで良いのがない。小さくて脂がのってなくってね。」 いつもお願いしている豊洲の仲買さんに競りに間に合う時間にオーダーしたのですが、 そんな連絡が入り、さて困った。 「何に使うの?」
「煮物なんだけど」 「それだったら冷凍物のほうが脂がのってるし大きさのあるし、
ものは決して悪くないから、そのほうが良いんじゃないかなー。」
「じゃ、それでお願い。」
どんなのが来るかドキドキものでしたが、
ガチガチの冷凍ではなく、解凍秋刀魚と言うもので、氷温状態。 解凍してもワタは溶けていない、ほぼ生秋刀魚のような状態でした。
酢をしっかり入れるので青魚くささは無く、胡麻たっぷりなので濃厚。
帰ったらさっそくおさらいする、と、生徒さんに好評でした。

「いなり巻き」
甘辛く炊いた油揚げに、ご飯を詰めるのじゃなく、
切り開いた油揚げで寿司飯を巻いた稲荷寿司です。
ご飯を詰めて形を整えるのが苦手な人が多いのか、これまた好評でした。
ひとくちサイズというのも良かったようです。

「締め卵のお吸い物」
締め卵は、かき玉を掬い上げて巻きすに取り、
成形したもので、手軽にできるから
お吸い物の椀種に度々登場するのですが、
馴染みのあるのは関西で、
関東圏の生徒さんは知らない人がほとんどで、
そのこと自体にちょっと驚きでした。

「和梨と日本酒のカクテル」
ミキサーにかけるだけなのですが、
早めに作ってしまったら、
時間とともに褐変してしまいました。
でも、ピンクっぽくて、カワイイと好評。
だから、まっ、いいか〜(笑)

ボリュームいっぱいで、皆さん満腹〜。