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4月の基本のキ

今月はレッスンを全て中止にしたので幻のレッスンになってしまいましたが、 旬の材料を使った春らしい献立でした。


「筍ご飯」


 レシピを見直す前、筍は薄切りにしていましたが、茶碗や釜にへばりつくのが少々情けない景色に思い、噛み応えもあまりないので、サイコロ切りに変えました。


 薄切りの方はお箸で食べやすいのですが、サイコロ切りはポロポロ落ちて少々食べにくい。それをわかっていても、筍の食感を取りたかった結果です。


 木の芽をあしらいたかったけど、

売り切れてたのは、痛恨のミス!

「蛍烏賊ときゅうりの  辛子酢味噌」

 きちんと作った辛子酢味噌は、美味しいのよ~❤  それを蛍烏賊にたっぷりからめるのが、これまた美味しいのよ~❤❤  去年は蛍烏賊が劇的な不漁でしたが、今年は豊漁。しかも、この時期のサイズとしては大きい。東京では富山産と明石産が売られています。財布に優しいのは明石産ですが、やっぱり見場の良さや茹での上手さのトータルは、断然富山産ですねー。

「高野豆腐と絹さやの

 卵とじ」

 これが一番知って欲しかった料理なんですよー。  高野豆腐は、スポンジみたいな食感で美味しくない好きじゃないという人多いのですが、そうじゃないんです。箱や袋に書いてある戻し方だとスポンジになりますが、戻し方をきちんとすると、実に柔らかく口溶けの良い高野豆腐になるんです。  知っていただくチャンスがなくなって、本当に残念に思う基本です。



「筍のお清まし」

 穂先は、炊き込んでも良いのですが、せっかくなら少し残しておいて、姫皮ごと薄切りにしてお清ましの具に。

 若竹汁にしようと思っていたら、これまた痛恨のミスで、あると思って買わなかったら無い! 

 何か無いかと探したら、ありました~❤困ったときのおぼろ昆布頼み❤  そのまま使うと味が濃すぎて出汁の味を消してしまうので、サッと洗ってから使いました。色さみしいので桜の花の塩漬けを浮かべて。




 中止と決める前に材料は手配してあったので、とりあえず全部作って小分けして、自分で食べたり人に引き取ってもらったりして、暫くは豊かな食卓を楽しめました(^_^)V

 


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