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文楽ワークショップ

文楽をよ~く知っている人も初めての人も、キャリア関係無しに親しんでもらえる、 文楽のワークショップが毎年12月に企画されます。 今年は人形の足遣いを体験させてくれ、 足遣いの難しさを知って、参加者の方々はテンションがあがっていました。 体験の後に文楽の方々を交えて打ち上げとなるのですが、 嬉しいことにその時の料理を任されたのですよ~♪ 改めて調べて勉強して、文楽の演目の中に出てくる料理や素材を、 再現したり妄想したりの数々。文楽にまつわる料理達です。



心中天網島は、道行き途中に出てくる蜆川から。シジミと名がつくぐらいだからたくさん取れたんだろうな~、川底は藻がいっぱいだっただろうな~、と、想像しての、蜆の醤油蒸しと海草のジュレ。














京都一力茶屋の舞妓芸子で華やかで賑やかな様子を、色とりどりの食材を散らしてその様子を表した、白身魚のカルパッチョ。



















義経千本桜で出てくる鮒寿司。

一昨年の夏、琵琶湖まで行って仕込んだMy鮒寿司です❤

冷蔵庫の野菜室でずっと眠っていたのを、いつ食べようかと思っていたのを、大放出!

鮒寿司としてはまだまだ発酵が浅いのですが、食べるのは初めてと言う人が多かったので丁度よかったような。












先代萩は、お茶道具を使ってご飯を炊く場面が出てきます。 これはもう、ストレートに白飯でしょう。でもそれだけじゃなぁ、なので、精米仕立てのお米を使っていくらをのせて。これで少しはインスタ映え(笑)















かみなり太鼓は食べ物らしいことは出てこないのですが、かみなりと言う言葉で思い出すのはかみなりこんにゃくでしょー、と、強引にダグ付け。

ごま油で時間をかけて炒め(このときにバリバリと音を立てるのが雷のようと言うことでこの名前が付きました)、唐辛子を利かせた醤油味に煮て、仕上げにおかかを

たっぷりまぶしました。











妹背山婦女庭訓からは、恋の苧環。これ、こいのおだまきと読みます。 こいのおだまき、鯉の小田巻。 はい、ダジャレで乗り切りました。 うどんを入れた茶碗蒸しを小田巻蒸しと言います。具のひとつとして鯉の唐揚げを入れてダジャレの完成~♪ 一番気に入っていた料理です❤











パイ生地に梅酢に漬けた豆腐をのせて、スプラウトと生のカリフラワーをあしらって。 …って、これ、何の演目からの妄想なのか、忘れちゃいました。なにせ二月以上前のことだし、メモを残していない。 こう言うのって、ちゃんと残しておかないといけませんね。













福井の谷口揚げと里芋・さやいんげんの炊き合わせ。 これはたぶん、演目関係無しに、優しい味の煮物が欲しくなって作ったんだと思う。谷口揚げを優しい味に炊き上げるのが好きなんですよ。味の染みこみがバツグンに早くて、煮汁がボトボトなのが醍醐味。美味しいんですよ。

…と言うのを皆さんに知ってもらいたかった。…だと思う(^^ゞ











これは確実に演目抜きです(^0^) 作ってから丁度味が落ち着いた頃だった渋皮煮。ブランデーの香りでちょっと洋風に仕立てたのを料理最後の甘味にお出ししました。


















今年のワークショップはどんな内容になるのか、楽しみです❤

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